14.ひとり
ひとりで歩く夜道
ふりかえってみても足跡はなくて
今まで僕は何を残せたんだろう
何を頑張ったんだろう
そんなことばっか考える夜
嫉妬心
劣等感
罪悪感
意味の無い感情撒き散らして
真っ暗な道を汚していく
目に見えないものが汚れていく
その汚れに気付けない
弱い
意味の無い感情を溜め込んで
真っ黒になっていく僕
目に見えないはずの心
目の端が暗くなってきて
もうだめかもしれないね
素晴らしきこのクソみたいな世界に
サヨナラを唄おう
。
13 愛 (哀)
1円にもならない君との会話
愛だのどうだのってくだらない
そんなに愛が欲しいなら
他を当たってくれないか
僕には君を愛せる自信が無いんだ
君が隣にいた時間
僕は愛について考えた
好きだなんて言葉が嫌いで
好きだなんて言葉をだせなくて
君は泣いていたね
君の声が僕の心に降りてくることは無かった
そういままでもこれからも
僕は上の空だった
たった1ヶ月の間も愛せなくてごめんね
僕はそういう人間
メモ帳に書き散らかした空想
有償の愛なんて要らない
知らないきっと僕は知らない
君との時間すら大切に出来ないのに
何を言っても伝わらない
変わらない僕をみていてくれた
君のこともあいせなくてごめんね
そうだね死んだ方がましだね
12.笑い方
感情吐き出して
楽になりたかっただけなのに
わからなくなった
明日の僕はどこにいる
きっとまだここにいる
頭の中で唱える大丈夫の三文字
愛嬌振りまいておわる1日
僕の顔に張り付いたものは
笑顔の形したか仮面だった
笑い方を忘れたって今日を生きる
泣き方を覚えて強くなる
悲しいこと忘れて今日を過ごそう
明日が来るその時まで
感情吐き出して
楽になりたかっただけなのに
わならなくなった
明日の君はどこにいる
きっともういない
11.匂い
となりに居たはずのあなたは
午後16時、目を覚ますといなかった
「バイトだから帰るね。飲みすぎ注意!」
メモだけ残して貸した服は綺麗にたたまれていた
枕元は少しいい匂いがしてこのまま眠りに着きたいと思ってしまうほどだった
君の残り香をまとったまま原付にまたがり風で消えていくのが嫌で歩いて出勤したよ
タバコの匂いでかき消されてしまったけどね
付き合ってるわけじゃないしそういう関係でもない
別に好きでもないし付き合いたいわけでもない
でも君の匂いが好きだから隣にいてほしい
それだけ
それだけなんだ
今にも泣き出しそうな空はまるで僕の気持ちを表してるようで
先に僕が泣き出してしまったよ
君は泣かなかったね
ごめんね。
ごめんね。
10.距離感
あのね聞いて
僕のホントの気持ち
あのね言わせて
僕の思ってること
君の前で発してる言葉なんて
ほとんど上っ面だけの嘘っぱち
カッコつけて 強がって
心の表面を削り取って
貼り付けてるだけの
週刊誌のような嘘っぱち
人と距離をとって話す時
嘘をつく癖があって
本当の自分を見せるのが怖くて
大きく見せたくて
本当のことはあえて言わない
むしろ言えない
弱い自分を見せて傷つくのが怖くて
売れない小説の前置きくらい安っぽい
頭の掻きむしってひねり出した言葉で
まるでオシャレをするように着飾った
見透かされてもきっと
距離をとっていれば
踏み込まれない
興味を持たれない
ならきっと傷つかない
好きな人がいたところで
距離をとってしまう
近くに行ったってきっと迷惑で
困らせてしまう
そんな風に人を思いやってるつもり
ほんとうのことは
僕が傷つきたくないだけで
距離をとっていれば
君に拒絶されても
諦めがつくし
しかたないで片付けられるんだ
弱い自分も別に嫌いじゃない
9.何も無い
胸の奥につっかえたこのモヤモヤは
明日への不安ですか
生きてることへの嫌気ですか
毎日毎日意味もなく泣いて吐いて
胸の奥に引っかかった何かを
消そうとしてはの繰り返し
隣の部屋の笑い声 廊下から聞こえる話し声
いいな たのしそうだな
友達なんていないのかもしれない
みんな呆れて離れていっちゃったね
あんなに卒業しても会うんだろな
なんて話してたのに
やっぱり僕の事なんか不必要で
無かったことにされてるのかな
精神に病を持つ人に対する偏見
「そんなの気持ちの持ちようだ」
「女々しいな」
「小さいこと気にするなよ」
出来たら苦労しないよ
出来ないからこうなってるんだよ
お前らにこの苦しさが分かるのか
きっかけは些細なことだった
お前らは仕様も無いと笑うだろう
ぼくは仕方ないと嘆くだろう
あまりにも無慈悲なこの世界はぼくには
辛すぎたんだ
LINEのタイムライン
溢れる知人の笑顔
楽しそうな文章
その一つ一つが鋭く尖ってぼくの喉元に突き立てられる
楽しそうだな
見なきゃ良かった
僕はなんて不幸なんだ
とんだ被害妄想
分かってる
特にみんなが僕に対して興味ないことなんか
分かってる
嫌われてるんじゃない
興味無いだけなんだ
僕だって強く行きたい
気に病まず生きてみたい
病気の一言で片付けるのは
あまりにも簡単すぎて
病名に甘えて
生きている
僕は病気だから
仕方ないんだ
周りの目は冷たい
精神の病は気持ち次第だ
強くなれる
男だろ
なんて言われれば言われるほど
しんどいし
辛いし
負担になる
散らかった部屋
片付ける気力もわかない
遊びにだって行きたい
誘われることなんて無い
誘うのが怖い
多分僕の方からみんなを遠ざけてる
わかってる
分かってる
わかってる
健全な人には分からない
助けて欲しい
頭の中が真っ黒で
泣いても泣いても汚れは取れなくて
つらくて
死にたくて
呼吸が苦しくなって
いっそこのまま
なんて思うけど
死にたくなくて
生きてる理由なんてもうないけど
死ぬ理由はもっとない
みんな一緒に消えてしまえば楽なのに。
苦しい。
8.雨と頭痛と
雨が頭痛を持ってきましたね。
毎日毎日頭痛とに悩まされてるのに
雨が頭痛をつれてきて
毎日毎日毎日毎日頭が割れそうで
頭の中で小人が金を鳴らしてるような()
そんな感覚に襲われてます。
雨は基本的にはすきです。
家にいる時に雨が降ると
外に出なくていいんだよーって
言ってくれてるみたいで(引きこもりかよ)
安心します。
外に出る日の雨はこの世の終わりのようです
頭痛いし
湿気で髪は爆発するし
靴は濡れるし
大っ嫌いな公共交通機関つかわないとだめだし
電車乗らないとダメだし
バス乗らないとだめだし()
人の群れに殺されそうになります。
人の群れが嫌いで
雨だと電車やバスはすごいことになります
今はマシになったけど
やっぱり怖くて電車もバスも乗れずに
何本も何本もみおくって
座り込んでたこともありました。
みんなこっち見て笑ってるんだ
悪口言ってるんだ
なんてかってな妄想が
頭の中をいったりきたり
訳分からないことばっか
頭の中を占めてました。
今でもそのくせは治らないです
弱くて弱くて
だから雨は
そんな弱い僕を肯定してくれてるようで
嫌いじゃないです
頭痛さえなければいいのに。