21.ゴミ
今まで歩いてきた人生の足跡
振り返ったときにその足跡が薄すぎて
目を凝らしてみないとわからないほどだ。
一枚の絵にすることすら出来ない、ちっぽけな人生
消えたいだの死にたいだの言ってみても現実は変わらないし明日は待ってくれない
酒を飲んで逃避する現実
笑っているけどその裏に隠れた真実
絶対見返してやるって何回いっただろうか
いつまで経ってもこの世界に見放された社会不適合者
1日を部屋の中で過ごして浪費する寿命
いつからこんなに狂ってしまった
元に戻したいと思えば思うほど狂っていく
ひとり部屋でうずくまって泣いた
ライターで火をつけたタバコを加えて寂しさを抱いた
薄暗い部屋の中で一人泣き崩れることもあった
だけどもう辞めた
僕はただ一人自分のために歌うと決めた
絵に書いて表してみた人生
とんでもなくちっぽけで余白だらけのだっせぇ人生
だけどその中の一つの点だけでも強く生きたい
感情を押し殺して生きるのをやめて
むき出しでも人を傷つけとも
これが僕の人生だ
そういえるようなクズになって死にたい
絶望を希望に変えることができないなら
感情をむき出しで絶望をぶちこわしてやれ