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PM16:00起床。
父親からのラインの通知。
手が空いたら電話ください。
寝ぼけ眼で電話をかける。
父
今日学校に電話したんやけど5/1までに退学申請だしたら前期分の学費払わなくていいんやって。
あと2週間しかないんですね。
もういいです辞めます。
ってなってしまって辞めることになった。
はれてフリーターな訳でして。
来月からは働くしかないんです。
いままでのダラダラした生活はできない。
それが怖い。
学校がない。明日からの不安しかない。
お金だけの不安ならなんとかなるらしい。
でもよく分からない黒くて大きな不安が僕の背中にぴたっとくっついてる気がしてならない。
振り向けばすぐその不安に飲まれてしまうような気がする。
振り向く方向は未来。今見てるのは過去。
もうとにもかくにもやるしかないわけで、何がやりたいかなんて特にないけどダラダラ生きるわけにも行かない。そんなのわかってるけど。
僕の名前にはずっと私立のFランク大学さえ卒業できなかった甘ちゃんというのが死ぬまでついてくるんだなって。
そんなのどうでもいいけど、もうひたすら明日、明後日、明明後日、なんなら1時間後の不安がのしかかってくる。
人生なんの目標もない人間は死んだ方がいいのかもしれないね。
もう疲れたよ。